2024.3.22
お知らせ
【私たちのSDGsへの取り組み】
私たち、いづよねは、神戸の地で134年以上にわたり、特別栽培米や無農薬米を提供している米屋です。歴史ある店として、ただお米を売るだけではなく、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを通じて、地域社会や未来の世代に積極的に貢献しています。
私たちが大切にしているのは、「お米一粒一粒に込められた物語」を皆さんにお届けすることです。お米を通じて、皆さんの食卓が笑顔であふれること。それが私たちの最大の願いです。
【私たちのSDGsへの取り組み】
「お米で食卓の幸せに貢献」—
この言葉は私たち、いづよねの心からの願いを表しています。お米一粒一粒には、その背景にある生産者の情熱、育てられた土地の特性、そして私たちの日々の暮らしを豊かにする力が込められています。
私たちは、お米を選ぶことはただの日常の一コマではなく、毎日の食卓に幸せを届ける大切な一歩だと考えています。それは、さまざまな品種や産地のお米を通じて、様々な風味や食感を楽しむ喜びを皆さんに感じてもらいたいからです。例えば、強い甘みと、ふっくらとした食感が特徴の「北海道 新すながわ農協 高度クリーンゆめぴりか」、しっかりした食感と甘みが際立つ「島根県 島の香り隠岐 藻塩米きぬむすめ」、究極のバランス「秋田おばこ農協 プラチナサキホコレ」など、私たちが提供するお米はそれぞれに個性を持っています。
しかし、私たちの仕事はそれだけに留まりません。生産者一人ひとりの顔が見えるお米を選び、彼らがどのようにしてお米を育て、どんな想いで作業をしているのかをお客様に伝えることで、お米への理解を深めていただきたいと考えています。この過程で、お米一粒一粒に込められたストーリーを共有し、食卓での会話がより豊かになることを願っています。
また、私たちはお客様の好みやニーズに合わせたお米を提案することにも力を入れています。たとえば、おにぎりや寿司など、特定の料理に最適なお米の選び方から、健康や美容を意識した玄米の活用方法まで、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせたお米の楽しみ方を提案しています。
最終的に私たちが目指しているのは、美味しいお米を通じて、皆さんの日常に小さな幸せを届けること。お米一粒に込められた豊かな物語を通じて、食卓が笑顔で溢れる瞬間を創り出すことです。これからも、お米を通じて皆さんの幸せな食卓に貢献していきたいと思っています。
「水田の保護を通じた持続可能なまちづくりへの貢献」-
私たちいづよねが深く関わるテーマの一つです。現代の日本において、米離れが進みつつあることは否めません。しかし、その流れをただ嘆くのではなく、私たちは積極的にお米の魅力を伝え、需要を喚起することで、水田文化の保全に努めています。水田は、単にお米を育む場所以上の価値を持っています。
水田の生態系と生物多様性
水田は、多様な生物の生息地として重要な役割を果たしています。水辺の生物だけでなく、多くの鳥類や昆虫たちが水田で生活の場を見つけています。この豊かな生態系は、生物多様性の保全にも繋がり、私たちの生活環境をより豊かにしてくれます。
水害防止と地下水の再生
さらに、水田は水害時の貯水池の役割を果たし、洪水を防ぐ助けとなります。また、水田によって保持された水は、ゆっくりと地下へと浸透し、地下水を再生することにも貢献します。この地下水は、私たちの飲料水や農業用水として、また、日常生活で使われる水として不可欠です。
地域文化の保全
水田の景観は、日本の農村地域の象徴でもあります。四季折々の変化を見せる水田の風景は、日本の文化や伝統を今に伝える貴重な資源です。また、地域によって受け継がれてきた稲作技術や、お米を中心とした食文化は、私たち日本人のアイデンティティの一部とも言えます。
私たちの役割
私たちいづよねでは、これら水田が持つ多面的な価値を、お米を通じて広く社会に伝えていく責任を感じています。お米の販売だけではなく、教育活動やイベントの開催を通じて、水田の大切さ、お米の文化を次世代に伝えていくことが私たちの使命です。お米一粒に込められた、人と自然との共生の物語を、もっと多くの人に届けることで、持続可能なまちづくりに貢献していきたいと思っています。
「従業員が健康で活躍できる職場環境の整備」-
私たちいづよねにとって非常に大切な取り組みです。私たちは従業員一人ひとりの幸せを、会社全体の成功への鍵と考えています。そのため、従業員が心身共に健康で、毎日を充実して過ごせるような職場環境の実現に力を入れています。
有給休暇の取得推進
まず、従業員が十分な休息を取れるよう、有給休暇の取得を積極的に推進しています。休暇を取ることが働く上でのマイナスにならないよう、社内の体制を整え、休暇取得を奨励する文化を築いています。これにより、従業員がリフレッシュできる機会を確保し、長期的な健康とモチベーションの維持を支援しています。
お米マイスターの資格取得支援
また、従業員が自らのスキルアップとキャリア形成に積極的に取り組めるよう、お米マイスターの資格取得を支援しています。お米に関する専門知識を深めることは、自信に繋がり、仕事への情熱を高めます。資格取得のための費用補助や学習時間の確保など、従業員が挑戦しやすい環境を提供しています。
健康管理の取り組み
従業員の健康管理にも力を入れています。定期的な健康診断の実施はもちろんのこと、メンタルヘルスケアにおいては、一般的なストレスチェックやカウンセリングサービスの提供という形ではなく、異なるアプローチを採用しています。私たちの考えるメンタルヘルスケアは、産地訪問、食事会、いづよねカラオケなど、従業員が楽しみながらストレス解消できる活動を通じて心の健康を保つことに焦点を当てています。
産地訪問
お米の産地を直接訪問する機会を設け、従業員が生産者と直接交流することで、私たちが日々取り扱っているお米への理解を深めます。この体験は、お米に対する情熱を再確認する貴重な機会であり、仕事へのモチベーションを高める効果があります。また、美しい田園風景は心を癒やし、メンタルヘルスの向上にも寄与します。
食事会
定期的に開催される食事会では、従業員同士がリラックスした環境で交流できます。このような非公式な場が、コミュニケーションの機会を提供し、チームの結束力を高める一方で、日々の業務から離れてリフレッシュする時間を持つことができます。
いづよねカラオケ
カラオケは、希望者を募って不定期に開催されます。音楽を通じてストレスを解消し、仕事のプレッシャーから一時的に解放されることで、メンタルヘルスを支える楽しい手段です。同僚と共に楽しむことで、仕事外での良好な関係を築くことができ、職場の雰囲気も明るくなります。
コミュニケーションの促進
職場環境のもう一つの重要な側面は、オープンなコミュニケーションです。従業員同士、または上司と部下間でのコミュニケーションを活発にすることで、職場の雰囲気を明るくし、相互理解を深めます。定期的なミーティングや社内イベントを通じて、従業員が互いに支え合い、協力しながら働ける環境を整えています。
これらの活動は、従業員が心身ともに健康でいられるようサポートするための私たちいづよねのユニークな取り組みです。メンタルヘルスケアを、形式的なプログラムだけでなく、従業員が実際に楽しめる活動を通じて行うことで、より効果的に従業員の健康を守り、働きやすい職場環境を整えています。
「未来を担う子どもたちへの支援」-
私たちいづよねにとって非常に重要な役割を果たしています。子どもたちが健康で、心身ともに豊かに成長するためには、正しい食生活の知識と習慣が不可欠です。その基盤を形成するために、私たちは地域の保育園をはじめとする子どもたちの集まりに、高品質なお米を提供しています。
地域保育園へのお米提供
地域の保育園にお米を提供することで、子どもたちに日本の伝統的な食文化であるお米の食べ物としての価値だけでなく、その生産背景や文化的な意義についても理解してもらう機会を提供しています。私たちが届けるお米は、子どもたちの成長に必要なエネルギーと栄養をしっかりと供給することができます。また、保育園での給食時には、お米を通じて食事の時間が家族や友人との絆を深める大切な時であることを学ぶことができます。
食育セミナーの開催
私たちは、お米の炊き方セミナーをはじめとする食育関連の活動を積極的に行っています。これらのセミナーでは、子どもたちだけでなく、保護者や地域の大人たちにも、お米の正しい炊き方や栄養価、さらにはお米を使った健康的で美味しいレシピを紹介しています。食育は、単に「食べること」を学ぶだけではなく、「食べ物を大切にする心」や「食べ物の背景を理解する知識」を育むことも目的としています。
イベント行事への協力
地域のイベントや行事への協力を通じて、私たちは子どもたちが食に関わる楽しい体験をすることをサポートしています。七夕やクリスマスなどの特別な日には、七夕で使う笹をプレゼントしたり、社長自らサンタクロースに扮して保育施設を訪問したり、お米にまつわる楽しいイベントを企画したりして、子どもたちが食と文化のつながりを感じられるようにしています。
私たちいづよねのこのような取り組みは、子どもたちにとっての「食」の意味を豊かにし、彼らの健全な成長を支援するだけでなく、未来の食文化を担う彼らへの投資でもあります。食を通じて学んだ経験は、子どもたちの人生において貴重な財産となり、健康で豊かな社会の実現に繋がっていくと信じています。
まとめ
私たちいづよねの活動は、お米を通じて、皆さんの生活を豊かにし、未来の世代に美しい地球を継承することに貢献することを目指しています。私たちの取り組みを通じて、地域社会がもっと魅力的になり、世界中が笑顔であふれることを心から願っています。
私たちのお米で、皆さまの毎日の食卓がもっと豊かになっていただけるよう、これからも頑張っていきます。